セカンドオピニオン(続)

 お久しぶりです、みなさん、わたくし巻き爪拗らせちゃった系女子です。前回巻き爪の治療について書いてから、丸一年が経ったようです。巻き爪に痛めつけられている皆さまに届けばと思い、続編を書くことにしました。

 

 前回の記事がこちらですね、はい。この続きになりますので、もしよかったら読んでみてください↓↓

clear-sound-diary.hatenablog.com

 

 はい、ありがとうございます。それでですね、まっすぐ切った後何事もなく治ってくれれば良いなぁと思っていたのですが、そうは問屋が卸さないわけですよ。ええ、ご想像の通り、キレーーに切った切り口がそのまんま伸びてきて、がっつり肉に刺さりました。斜めに切って伸びてきたときは、だんだんと刺さる部位がでかくなってきて日に日に痛みと炎症がキツくなっていくという感じだったのですが、まっすぐ切った切り口は伸びていきなりガツーンと刺さったっていうイメージですかね。とにかく調子良かったのに突如として激痛を走らせるようになったわけです。

 あわてて数日のうちに病院へいき、前回と同じ形成外科にかかりました。で、どうなったかというと、手術を勧められました。手術ですよみなさん?!まさかこんなおおごとになるなんて……来週手術するから同意書を書いて来いと言われ、血液検査のために採血されて帰ってきました……まじか……。つまりですね、巻き爪巻き爪と気軽に考えていたわけですが、れっきとした陥入爪だったわけですね。

 そして翌週、ドキドキしながら病院へ向かい、手術衣に着替え、手術台に横たわり、手術を受けることになったのです(手術って言いたいだけ笑)。詳しい手術の内容には触れないことにします。グロいので。グロ耐性あるひとは陥入爪でググってみてください。どんなだったかとか聞きたい人いたらわたしに聞いてください、喜んで話します笑

 

 そんな感じで、一方の足は治療を終えたのですが、もう一方の方も結局悪化してしまい、同じ手術を受けることになりました。スケジュール的に厳しくて無理を承知でお願いしたところ、その日にその診察室で手術することになりました笑 前回の大仰な対応は何だったんだ笑(丁寧にやってくれたってことなので感謝ですね) 診察室にあるベッドに座って足を差し出し、同じように治療してもらいました。なんかわたしの顔が眉間に皺寄り過ぎてやばかったのか、看護師さんにめちゃ心配されました、ごめんなさい。

 

 そんなこんなで、両足とも治療を終え、今に至ります。突き刺さっていた部分の爪が生えないように根元を殺す治療だったので、もうそこから爪が生えて突き刺さることはありません。もうわたしは足の痛みから完全に開放された!!ありがとう先生、ありがとう医学。今は爪が治療前後の部分でガタガタっとなってしまっているので強度に心配がありますが(爪割れそう)、これでもう痛みに苦しむことはなくなったのです!!もしこのブログを読んでいる人の中に巻き爪、陥入爪で悩んでいる人がいたら、良い治療をしてくれる先生に出会えることを祈っています!!放っといても絶対治らないからな!!!!

 

 最後に、手術の翌日くらいに包帯とって縫い目にびっくりしたときに描いたスケッチを乗せておきます笑

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 以上、巻き爪改め陥入爪克服しちゃった系女子でした☆彡

 

デートとカテキョ

 大学3年生の一年間は、コロナの一年間だった。気軽に友達と遊ぶこともできず、サークル活動も制限され、ましてや異性との出会いなんて……。そんな中で継続できたのは、カテキョくらいだった。確認してみると、この春休みのうちにカテキョの総実施回数が200回を突破するらしい。がんばってるねわたし。わたしがやってるカテキョは、小学生が対象。塾に通っている子の日々の勉強をサポートするのが主な仕事内容だ。新しい内容を教える授業をやったり学習計画を立てたりということはしないから、気楽に取り組める仕事ではある。でも、最初はここまで順調なわけではなかった。生徒の躓いているポイントを理解して、生徒が納得できるように手助けする。それを2時間3時間ぶっ通しでやるなんて、始めたころは自信を持ってできることではなかったし、ここまで続くとも思ってなかった。最初の頃なんか、「まずは手洗いうがいさせていただいてもよろしいですか?」も言えなくて、「おおおお手洗いをお借りしてもよろしいでしょうか。」とか言ってしまって、到着早々怪訝な顔でトイレに通されてしまうこともあった。そんなわたしだったが、今や黙ってても単発予約が入り、結構な割合で定期予約につながるようになった。

 何が言いたいかというと、経験と継続はとても大きな力になるということである。これは恋愛でも言えることなんでねえのか?というのが、今日のブログのテーマです笑

 えー、なんでこういう話をしているかというとですね、先日デートをしたのですが、お相手の男性がちっとも楽しそうじゃなかったんですね。そいで超絶猛反省&考察モードに入っていろいろ考えているうちにこういう考えが浮かんできて、なんか面白かったので記すことにしたのです、はい。

 

 その相手とお出かけをするのは実ははじめてじゃなくて2回目でした。最初に出かけたときめーちゃくちゃ楽しくて、まだ若干元彼の影を引きずっていたわたしは本当に感動して、とっても良い思い出になったのですね。でもそのあと五月祭やら駒場祭やらなんやらを言い訳にして、2回目のお出かけは流れちゃったのです。時が経って最近、あー楽しかったなぁあのとき……みたいな気持ちになって、遅くなってしまったけれど2回目のお出かけをしようという方向になったのです。それで今回は本当に出かけるところまで行きついたのですが、結局お相手さんのモチベーションはそこまで高くなく、1回目とはまるで違う残念なお出かけになってしまったのでした。

 鉄は熱いうちに打て、というように、きっと1回目のお出かけから時間が経たないうちに物事を進展させなければならなかったのでしょう。でも、「女性は言い寄ってきた男性を選ぶ立場であるべきで、こちらからガツガツ行くのは良くない」っていう母の考え方に呪われているというのもあり、自分からアプローチするのが怖くなっていた当時のわたしには恋の発展なんて考えられなかった。結局一度目のお出かけの思い出をキラキラの宝石みたいに大切にしまい込んで、それっきりになってしまったのです。今更取り出してきてその輝きにもう一度触れたいと思ったところで、時すでにお寿司。結局相手にお金と時間と労力を使わせて、全然楽しい思いをさせられなかったという惨憺たる結果に終わったのでした。

 そういう結果になってしまったのだったら、熱いうちに打ってたところで上手くはいかなかっただろうとも考えられる。いやむしろそっちの可能性がでかかっただろうと思う。だけど、わたしの経験値がもう少し豊富で、スムーズに2回目のお出かけにつなけられていたら、あるいは2回目がこれくらいの期間空いたものであっても自分の立ち回り次第で、このお出かけはもっと楽しいものになっていたかもしれないと思うのです。いまカテキョでとてもお世話になっているご家庭だって、出会いがもっと初期だったらここまで良い関係になってなかったかもしれないし、お手洗い事件のご家庭だって、いま行ったらきっともっと良いサービスができたはずだと思うからね。

 そういうわけで、カテキョと同じように、デートも経験と継続が力になると思うのですよ。完全なる妄想なのですが笑 ただ問題なのは、デートは単発予約とる時点ですーごいでかいハードルが立ちはだかっているということなのよね。東大女子であるというさいきょうのぶきを存分に使えるカテキョと違って、恋愛においてはそんな需要のある何かを持っているわけではないんですよ。そのうえ、多少うまくいかなくてもお給料はいただけるというモチベーションがあるカテキョに対して、デートは時間もお金も労力も食うくせに楽しめる保証はないからモチベーションの維持が難しいんですよね。

 今回のお出かけでひとつ気づいたのは、そのモチベーション維持という問題を解決する手っ取り早い方法として、わたしは相手を好きになっていた、ということ。好きだったら多少お出かけの内容がつまらなくても会ってる間の時間は楽しめるからね。だからほんとは好きだから会いたい、一緒に出かけたいってなるべきところを出かける予定が立ったから好きになりたい、好きになった、みたいなことになる。それで一旦そこまで気持ち高めた状態まで持っていってお出かけに臨むから、お出かけがどうであれ一度に消費するエネルギーがすごくでかくなるのです(お金、時間、労力以上に)。

 

 まあ、今回の考察はこんなところです。結論も出なければどうすればいいかもわからないままだけど、人を好きになるのって楽しいし実らなくてもこれだけ学びがあるし、恋愛は諦めたくないなというきもちになりました。

 このブログを読んでくれた方でなにか思ったこととか考えたこととかあったら、ぜひ聞かせてほしいです(*‘ω‘ *)

ぱてゼミとの出会い (とか言いつつ天月さんとの出会いも語る回)

これは、東大ぱてゼミアドベントカレンダー企画「#ぱドカレ2020」12月15日の記事です。素敵な記事がたくさんありますのでどうぞこちらからご覧ください↓↓

東大ぱてゼミAdvent Calendar 2020 記事まとめ - tps_blog’s diary

 

 

ありがたいことにこのような企画に参加させていただけるとのことなので、わたしがどのようにしてぱてゼミと出会ったのかを記していきたいと思います。

 

はじめてボカロというものを知ったのは、中学生になってからだった。同じクラスの友達に、ボカロ曲やまふまふさんなどの歌い手さんが好きな人がいて、その人がしゃべっているのを聞いて興味を持ったけど、実際に聞く機会はまだなかったと思う。ケータイは持ってなかったし、パソコンはあったけど塾の講義映像を見る以外に使ったことがなかったから、インターネットに触れる機会がなかった。そんな中でその子のしゃべることは、なんだか別の世界の話のようだった。いっつも一緒にしゃべっている子っていうよりは、同じクラスにいるだけのクラスメイトって言った方が近かったからっていうのもあるかもしれない。よくわからない言葉がぽんぽん出てくるし、まるで違う国のうわさ話をこっそり聞いているような気分だった。

 

実際にボカロを聞いたのは中学3年生が終わる春休みだったと思う。それより前にちょびっとは聞いたことあったかな…クラスに千本桜をいつも弾いてる子がいてすげーーなんだこれ!ってなったりとか、耳に入ることはあったな。どうして中3も終わるころになってから聴き始めたかといえば、パソコンを自分で扱えるようになったからだ。中3で研究論文という名で一年かけて文章を書いたのだが、それに際して父がパソコンを用意してくれた。研究論文がひと段落した後、ふと中1の頃に話を聞いて以来ずっと気になっていたボカロなるものを覗いてみようと思ったのだ。何から聴いたかなんて思い出せないけど、たぶん教室で耳にしてた千本桜とかからじゃないかな。ピアノで音数がすごく多くてすげーーってなってたけど、本物を聴いてうおおおおこういう感じなんだ!ってなって、その弾いてる子のすごさを改めてわかったみたいな笑 それからなんだろう、、あのボカロ好きの子が言っていた+♂なんか最初の方に聴いて、あまりの情報量の多さに圧倒されて呆然としたなぁ。なんか見てはいけないものを見てしまったような気がしてしばらくどうしていいかわからなかった笑 でもなんか怖いもの見たさみたいな好奇心で、脳漿炸裂ガールとか聖槍爆裂ボーイとか厨病激発ボーイとか繰り返し聴くようになった。

 

その頃は登録してニコニコ動画見るなんてことはできるわけもなく、YouTubeに転載された動画を漁っていた(それも怖いもの見たさだって感じる要因だったかも)わけだけれど、そこで出会った一曲がその後の私を変えた!(大げさ笑)それは、天月さんが歌った天ノ弱である。最初はボカロを聴いていたのだけれど、あまりに刺激的で……(今から思えば選曲に起因する部分が大きい笑)それで、例のボカロ好きの子が好きだと言っていたまふまふさんや、その関連動画をいろいろと聞いているうちに歌い手さんって良いなってなった。同じボカロ曲でも、違う人が歌うとまた印象がガラッと変わって心に響く。そんな中で、あの天ノ弱に出会ったのだ。聴いた瞬間に、耳の中に流れ込んでくる声に心を奪われた。なんて形容すれば良いかわからなかった(のちにわたしはその声をジューシーな声だと表現した)が、好きだ…!!!と思ったのだ。それで、即刻天月さんのファンに!……なるわけではなかった…笑 実はその時はそらるさんの声も同じくらい好きだった笑 なんていうんだろう…あの丸い声が耳に心地よかったんだよなぁ。そうやってだんだんと歌ってみたを聴くようになって、こっそりニコニコ動画に登録して歌い手さんのニコ生を聴くようになって…笑 あるときお母さんに、どうこれいいでしょ!好きなんだ!という感じで、天月さんとそらるさんの歌ってみたを聴かせたんだ。それで、好きになってもいいかな、どっちの方がいいかな、、って笑 恋人か!!笑 しかも事前にTwitterなるものやブログなるものなどを調べていて、そこで天月さんの方にはちゃんとホームページがあるって知っていたから、何となく天月さんのほうが大丈夫なのかなとか考えていた(何が!?)まああとはそらるさんがニコ生で「あんまり年下の子は恋愛対象じゃないかなあ」とか言ってたのがショックだった(笑)のと、天月さんがブログででかめのライブをやったらしいこと書いてたのと、まあいろいろあって天月さんの方が好きになっても良さそうだなって思ったの、それでお母さんも認めてくれたので(いや恋人か!!)、晴れて天月さんのファンになったのである。

 

天月さんを好きになってから、ボカロそのものというよりは歌ってみた、それも天月さんばっかりを聴くようになった。そしてライブに行くようになって……初めて天月さんを見に行ったときは、最初のきっかけとなったボカロ好きの子と一緒に。まだその頃は天月さんも今ほど大規模なイベントやライブをやってるわけじゃなくて、わたしが行ったどこかの学園祭のステージかなんかでは、お客さんは100人かそこらだったと思う。めちゃくちゃ目の前で天月さん(正確にはmelost)が歌ってて、もう胸バックバクだった笑 ほんと、かっこいいし、声いいし、、そしてくるぶしがきれいすぎて目が釘付け……いや眩しくて顔直視できんかったんよ!!笑 ライブイベントの後の握手会では、もう本当に全身が沸騰するような感じで、まともにしゃべれなくて…「天月さんが歌ってるの初めて聴きました…!すごく良かったです…!」しか言えなくて、天月さんはこのイベントで初めて聴かれたのかと思ったのかめちゃ改まった感じで、「あ、ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!」と返された…んんんおうちでは天月さんずっと聴いてたのに……次の子は天月さんの手ずっと握ったまま語り始めたから、あー握手会ってこういう感じなのかぁ……って後から理解したよね(時すでにお寿司)わたしはその子がしゃべってる間ずっとはしやんさんに手握られたままで、どうすればいいかわからなくてそそくさと離れようとしたけど、はしやんさんが離してくれなくてぶんぶん手振り回された思い出笑……あ、この調子で行ったらぱてゼミまでたどり着かない…!?ごめんなさいごめんなさいm(__)m

 

時が経ち、わたしは東大に合格して無事入学しました。(だいぶ時経ったね?笑)1年生当時に7号館か5号館かに貼ってある張り紙を見てぱてゼミの存在を知って、おおお!ボカロをやるゼミがあるのか…!!と思って、興味を持っていたのだけれど、実際にぱてゼミに参加したのは3年生になってから。9期なんですよわたし。でもでも1年生のときからほんとに参加しようとしてたんですよ…!

 

その時初回は過ぎてしまっていたのだけれど、ぱてゼミの講義の情報をTwitterで調べて緊張しながらいざ5号館に。教室に入ってじっとしてたけどなんか周り思ってたほど人多くないな…なんだろう…こんな雰囲気なのか??と思ってたら教室間違っていたことに気づき(笑)あわてて隣の教室に駆け込んだらもう後ろの方しか席空いてなくて、そこにちょこんと座った。いきなりボカロ曲流し始めてうおおおこれがぱてゼミかああと思っていたらなんと初ゼミでお世話になった稲見先生がゲストとして登場!びっくりして正直その印象しか残らなかった…笑 ほんもののぱて先生を目にしているはずなのにまったく思い出せないのが今となっては残念過ぎるのです……、、まあとにかくそんなかんじで一度参加したのですが、予想をはるかに超える講義時間で(警備員さんが教室から出ろと急かしに来るくらい笑)、学校まで1時間以上かかる身としては続けて通うことが難しかったのでした。

 

ぱてゼミに興味を持ちながらも参加を断念し、初回講義の時期にまた行きたいと考えるもののやはり難しいと諦め……そんな中でのオンライン開催、もうこれは参加するしかない!!とめちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。こうして駒場卒業後となりましたが、念願のぱてゼミメイツになることができたのです。実際に講義を聴くと毎回本当に中身がぎっしり詰まっていてとても興味深くて、、この状況というのは誰も望んでいるものではなかったものの、そのおかげでこういう縁をいただけたのは幸せだなぁと思っています。

 

ボカロ好きの子がクラスにいて、天月さんを好きになって、ぱてゼミに参加できて……そういうふうにつながった一番最初のその子にとても感謝してるし、その子だけじゃなくいろんな要素が合わさったことでぱてゼミまでたどり着いたということに思いを馳せると、なんだか感慨深いなぁと思います。そして、それらをこうして語る機会をいただけたことも嬉しく思います。本当にありがとうございます。そして…ここまで読んでくれた人!長々とお付き合いありがとうございました。そうとうわたしにきょうみありますね?!笑 ぜひなかよくしましょう!!笑笑

 

以上!メリークリスマス(∩´∀`)∩

アーティストインタビュー(後編)

ニコニコ動画に自身初となるオリジナル楽曲「ステイホーム」を投稿されたされたぱるかさん。このインタビューでは、制作の裏話などをたっぷり伺いました。後編ではさらに切り込んで、楽曲の秘密に迫っていきます。

 

 

―まずは「ステイホーム」という曲名についてお聞きしたいです。

 

なんのひねりもないというか、そのままなんです笑 この期間中に作った曲であり、題材もそのままだったので安直につけました。曲名が曲の中で連呼されるようなサビだと印象に残ると思いますが、先に曲を作ってしまって名前は後からつけたのでこうなりました。

 

 

―曲を作ったのが最初だったのですね。作詞作曲はどうやって?

 

はじめはメロディから作ろうとしたんですがなかなか思い浮かばず。ぱっと思いついた詩を書いて、それを音にのせてミクさんに歌ってもらって、っていう感じで作っていきました。ミクさんの声が聞けるだけで感動だったので、あまり苦しむことなく楽しんでやっていました。ヒットするような曲を作らねばというプレッシャーがあったらずっとずっと大変だと思います。気楽に楽しませてもらいました笑

 

 

―ぱっと思いついた詩、というのは実体験がもとになったものでしょうか。

 

まあ、そうですね。わたしの所属しているサークルはコスキンっていうイベントに参加して演奏する予定だったのですが、それが無くなってしまって。残念な気持ち、しょうがないなーっていう気持ち、サークルの仲間に会える機会がまた無くなってしまったっていう悲しい気持ちをそのまま素直に笑 だから、わたし自身に一番響く歌だといえると思います笑

 

 

―歌詞の意味についてより詳しくお聞きしたいです。

 

あはは、自分の歌の意味を自分で解説するの結構恥ずかしいんですが笑 まあいいです。1番は、先ほど言ったことそのままですね、LINEが来て見てみたらコスキンの中止連絡だったっていう話で。コスキン(今年は9月の予定でした)がある頃にはまたサークルで集まって練習とか演奏とかできるかなっていう期待があったけれど、それが叶わないことがわかった。冒頭に「今日も朝起きたら昼」って言ってるように、この子ずっと布団の中でぐうたらしてるんですね。それでこの連絡見て、また布団の中に沈んで行っちゃうような、そんなイメージです笑 zoomとかで画面越しに顔を見ることはできるけど、実際に会いには行けない。でも笑って生きてることは知ってるよっていう、サビはそんな感じですかね。「本当はいつだって触れられないけど」という歌詞が2番につながっていきます。

 

 

―よく語りますね…では2番は?

 

あ、すみません笑 えっと、ぐうたらしてたらもう夜になっちゃったんですね笑 夜ってちょっと寂しくて、誰かからのLINEがほしくなっちゃう気持ちになりませんか?それで、あ!きた!って思ったら何でもない広告だったんですね…悲しいですね……実はこの主人公は、誰かじゃなくて特定の人を思い浮かべていたようです。そしてサビに入っていきます。本来はサビ→Cメロ→大サビってするところですがCメロを思いつくことができず、まあそこまで引き延ばして溜めたところで冗長かなって思ったので。トーンを落として、本音を語るような歌詞をミクちゃんが歌ってくれます。

 

 

―最後のサビは1番の繰り返しになっていますね。

 

そうです。でも、ちょっと意味合いが違う。LINEの画面越しに存在を感じることはできても、実際には会えない。それは片想いで、そもそも会うことができない相手だったからだっていうことがわかってのサビなのです。日常が取り戻されたところで、その人には会えない。だからむしろ今の状況の方が救われているのかもしれません。

 

 

―悲しい歌じゃないですか……

 

あ、はい笑 報われない片想い的な。でもこの子はちゃんと元気に生きています笑

 

 

―それってぱるかさんだったりするんですか?

 

いやいや、そういうわけではないです。ミクちゃんが歌ってるからかわいく聞こえるけど、冷静に考えたら届かない片想いの相手のことを忘れられずにいる、ちょっと痛めの女の子なので笑 わたしはあんまりこうなりたくはありません笑

 

 

―なるほど、ありがとうございました。最後に、今後の展望についてお聞かせください。

 

今後?うーん、特に考えていませんね…ミクさんももうわたしの手元には居ませんし……まあ、ゆるゆるとおうち時間を楽しみたいと思います笑

 

 

前編に引き続き様々な表情を見せてくれたぱるかさん。またいつかその姿を見ることができればと思う。

 

楽曲はコチラから↓

アーティストインタビュー(前編)

ニコニコ動画に自身初となるオリジナル楽曲「ステイホーム」を投稿されたされたぱるかさん。このインタビューでは、制作の裏話などをたっぷり伺いました。前編では作曲に至った経緯や実際の作曲作業について質問をぶつけてみました。

 

 

―まずは、初投稿おめでとうございます。

 

あ、ありがとうごさいます。

 

 

―初めての作曲、そして投稿ということでしたが、そこに踏み切ったきっかけというのはあったんでしょうか?

 

そうですね、実はとある自主ゼミに参加していまして。ボーカロイドに触れる機会が増えたっていうのと、そこでボーカロイド楽曲を自作している人々に出会ったのが大きかったですね。もともと音楽は好きでしたが、作曲しようと思ったことは無くて。良いきっかけかなと思いました。

 

 

―実際に曲を作っていく上で大変だったことはありましたか?

 

はい、それは沢山。今まで音楽を演奏する機会は多々あったものの、作曲するための基礎知識なんかはさっぱりなかったです。キー?コード?DTMってなに??っていう状態で。ひとつひとつさらっていくところからでした。作業自体は、メロディと歌詞を作る→伴奏をつける→調教する→ドラムをつける→動画をつけるっていう流れでやっていきました。だいたいそれぞれ2日間くらいでやったんですが、伴奏をつけるっていうのは本当に苦戦して。結構時間をかけましたね。

 

 

―伴奏をつけるってそんなに大変なことなんでしょうか。

 

わたしにとっては難しかったです。何せコードとは…っていう感じでしたから。そこから一つ一つ手探りで当てはめていきました。より良いコード進行を探索するというよりは、変に聞こえないコードを探すだけで精一杯でしたね…本当はベースラインなども作ってより厚みのある音楽に仕上げるのが理想ですが、到底そこまでたどり着きませんでした……

 

 

―時間制限があったから?

 

そうです。初音ミクは無料体験版のものを使っていて、その期限が39日間だったので。逆に期限があったからなんとか一区切りつくところまでできたっていうか。わたしにとっては期限があって良かったと思います。本当はもっと様々な工程があったり丁寧にやるべきところがあったりですが…

 

 

―なるほど。では楽しかった作業というのはありましたか?

 

ボーカロイドの調教作業ですね。いろいろなパラメーターがあって、それぞれ変化させると声が変わっていくんです。明るい声、暗い声とか。これも初めて触ったのでなかなか上手くはできませんでしたが、幼くて無邪気な、ピュアなミクちゃんをイメージして音を作っていきました笑

 

 

―完成させてみて、どうでしょうか。

 

意外と形にはなるもんだな、というのが印象です。もちろんド素人の戯れにすぎないのですが、それでも楽しかったなって。あとは、自分の勉強になりました。何となく耳にしていた音楽のすごさを改めて実感できたっていうか。曲の構成とか、音の重なりとか、今まで意識していなかった部分が聞こえるようになりました。

 

 

―それは大きな収穫でしたね。ところで、ぱるかさんの名前の由来って何ですか?

 

あっ、えっと、もともと自分の名前をはるかと名乗っていまして。投稿にあたってぱるかという名前を使うことにしました。誰かを意識しているのかと聞かれることもありますが、ご本人にお伺いを立てたわけではないので、そこはにゃーんでお願いします。

 

 

―かしこまりました。投稿を終えてみて、改めて思うことなどはありますか?

 

任務完了!という感じです笑 これで終止符を打てたっていう。ただし、再生回数がちびちび増えていくの、あれはいかんですね、、心臓に悪い。羞恥心ではちきれそうだ!!それと、なんか音量ちっさかったですよね笑 どの過程でちっさくなったのかよくわからなんですが…音量ちょっと上げめでよろしくお願いします。素人丸出しですみません…

 

 

時々照れるような表情を見せながらも赤裸々に語ってくれたぱるかさん。後編ではさらに切り込んで、楽曲の秘密に迫っていきます。

 

楽曲はコチラから↓

t.co

久しぶりの外出

 うっすら目を開けると、もう日は高く上っていた。午前10時過ぎ、今日もよく眠った。少し汗ばんだパジャマから、今日はストライプのワンピースに着替える。久しぶりのお出かけだ。

 ご飯に目玉焼きをのせ、醤油をひと回し。食べるのがややもどかしく感じるくらい、気持ちが先走っている。妹は既に学校へ行っている。そう、待ち焦がれていた日常が、ようやく取り戻されつつある。

 ケータイと、財布と、メガネと、ハンカチと、ティッシュと、、そうそう、マスクは絶対欠かせない。メガネを曇らせずに装着できるくらい、マスクには慣れた。あとは……おっと!Suicaを忘れるところだった、危ない…。えっと…Suicaどこやったんだっけ?どこどこどこ(なんせ数か月ぶりに電車に乗るのである、致し方のないことだ。)

 無事Suica発掘。さて、歯磨きして…せっかくだから化粧もしようかしら。何色が似合うかなんてさっぱりわからないけど、わたしは大好きなオレンジ色をのせる。最後に塗った口紅はそのままバッグに入れて、マスクを着け、いよいよ出発だ。

 

 駅までの下り坂を駆け下りる。あっついけどわくわくが止まらない!水筒忘れたのは失敗だったな……駅の改札、ほんといつぶりだろう。そうか定期ないのか、チャージしとこう。電車が来るまであと3分、なんだかそわそわしちゃうな笑

 おお、意外とすいてる、よかったよかった。座ってのんびり行こう。今日の目的地は、渋谷。高校生のころまではすごく遠く感じてたけど、大学生になってすごく近くなった、でも今はすごく遠く感じる渋谷。ちょっとどきどきする。

 いつも電車乗ってる間はTwitterとか眺めながらぼーっと過ごしてたはずだけど、どうしても窓の外の流れる景色に目がいく。ほえ~こんなに高速で移動できるんだすげ~っっと、、開いてた口をあわてて閉じる。マスクしててよかった笑 もうすぐだ…

 

 着いた。渋谷。なんだか感慨深くなって、立ち尽くしてしまった。まだ地上に出てすらいないのに笑 さあさあ、行くぞ行くぞ!

 階段上って上って、あああ、久しぶり~~ハチ公。え?友達でも恋人でもないんかって?悪いな!笑 今日は一人で気ままに歩きたいの。もちろん会いたい友達はたくさんいるよ!…ん?恋人?それ聞きます?……まあまあまあ、今日は思いっきり楽しむぞ~!!

 

 スクランブル交差点、いつもよりやっぱり人少ないな。そういえば「青になって一番に飛びだしたら楽しいよ!」って言ってた友達いたな、やるか。いぃぃぃぇぇええええい!!すごい、なんか、解放感!ってかんじ!!渋谷だ~~!!

 とりあえず、どこ行こうか、、ん、109入ってみよう。とりあえずてっぺんまでくるくる上ってく。それから一階ずつ降りて見てくんだ。ほわ~やっぱかわいい服たくさんだなあ~。服を見つつも店員さんに話しかけられない絶妙な距離を保つ笑 あぁ、リボンリボンリボンにレースふりふりのお洋服、着たいとは思わないけど見ててとっても幸せになるなぁ。……ちょっとおなかすいてきた、昼食べるか。

 

 渋谷のランチのお気に入りはPOTA PASTA。1000円しないでとびきりおいしいパスタが食べられる。好き。一人で入るのはちょっと贅沢な気もするけど、今日は特別!せっかく渋谷まで来たんだしね。どれもおいしいから、すっごく迷う。ん~~~~~~平麺で、大山鶏とポルチーニクリーム、M!!

 うひゃ~~やっぱ最高~~~!おいしいおいしい幸せ~~~~!!平麺まじラブ、鶏もうまうま。あーーあっというまになくなっていってしまう……うん、これ食べられたのでめっちゃ満足だわ。

 

 さて、腹ごしらえもしたことだし、もうひと歩きしましょうか。マスクしてるから口紅直さなくていいや笑 てくてくてくてくLOFTへ向かう。ここの歯車の看板好き笑 わあ、今はそっか、梅雨か。紫陽花のポストカードが沢山。この場所はいつも季節のグッズがいっぱいあってわくわくする。前、最後に来たのはたしかバレンタインあたりだったか?2階も見てみよう……あの、こう見て回ってるとなんだかトイレに行きたい気持ちになっちゃうの…わかる?笑

 次は……あ、あそこ行こう、ダイソーとキャンドゥが隣り合ってるところ!100均の商品棚を隅から隅までちまちま見るの、好き笑 同じような商品を二つのお店で見比べるのも、好き笑 ん~っこのマニキュアの色良いなあ~。あーこのマステかわいい、買いですわ。

 ちょっとのど乾いてきたな…ほんと水筒持ってくればよかった……あ!そうだ!タピオカのも!!!ひさしぶりに!!!んー、どこに行こうか…定番のGong Cha?大好きなBull Pulu?春水堂のマンゴーのやつも飲んでみたいなあ。……とりあえず今日は王道のGong Chaにしよう。マンゴーのやつは今度友達と飲みに行きたいな。

 ああ、このミルクティーの香り、、ほんと好き……そしてモチモチモチ!最高だわ。あついときにあまーくてつめたいのってほんといいよね。おいしい~~~!前バイト終わりに飲んでたの思い出すなあ……そして、そう、この飲み終わったカップのやり場に困るやつ。駅のトイレに捨ててあるのよく見るけどほんとは良くないもんね、わたしは持って帰るよ。

 空っぽになったカップを握りしめて、電車に乗る。渋谷が、遠のいていく。次はいつ来れるかなあ……

 

 

 

……っていう妄想。

セカンドオピニオン

 わたしは長らく足の巻き爪に悩まされてきた。巻いた爪が肉に刺さり、痛むのである。膿んでしまって痛みに耐えられず、皮膚科に行ったのは1年以上前のことであった。

 

 初めに訪れた皮膚科では、炎症止めの軟膏を塗られただけで、特に症状が改善されることはなかった。「他の病院ではねぇ、こう、爪を切りとったりするところもあるんですよ」と、かなり恐ろしいことのように教えられた。うん、これは恐ろしい。

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 しかし気休めに軟膏を塗ったって、食い込んだ爪が皮膚を傷つけるのを止められるわけではない。仕方なく別の皮膚科へ駆け込んだ。おどろいたことに、爪を見せるなり「切りますね~」と言って麻酔を塗り始めるお医者さん。え、え、と戸惑ううちにペンチでサクッと。あれほど痛かった爪の食い込み部がすっかりなくなり、痛みから解放された。切るのはよほどヤバイ時の最終手段なんじゃなかったんですか?!それともわたしの爪よほどヤバかった?!と、とにかく、痛くなくなって良かった…

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 これで一件落着かと思いきや、そうはならなかった…爪は、当たり前だが、伸びるのである。伸びた爪は、肉に刺さり、肉芽を産んだ。肉芽ってわかります?怪我を直そうとして組織が集まってきてふにふにに腫れちゃうやつ。ちょっと触っただけで痛いし、そこに爪が刺さるので地獄。爪の切り口がどうしても食い込んで、皮膚科に切りに行って、またしばらくしたら食い込んで、、を一年くらい繰り返していた。

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 あまりに改善が見られないので、思い切って別の病院に行くことにした。皮膚科の先生に相談したところ、これは形成外科の先生に診てもらった方がいいかも、と。それで形成外科の先生に見せたら、「ナナメに切るのは一番やっちゃいけないやつ」とのこと。根元までまっすぐ切らないとダメならしい。や、うすうすそんな気はしてたけどね。で、その場で切られることに。親指の付け根に太い麻酔の注射をぶすぶす刺され、感覚がなくなったところをゴリゴリと。キレイにまっすぐ切り取ってもらいました。

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 ほんとに痛くなくなった!ナナメに切っちゃうと、ゴンってつま先ぶつけたときに肉に爪が刺さって、悶えてのたうちまわるくらい痛かったんだけど、それが完全になくなった!感動。爪が生えるところを殺したわけではなから、また伸びてきて痛くなるかもしれないけど、とりあえず今は落ち着いている。結局最初の皮膚科が言ってた通りの治療をしたんだけど、ここまでたどり着くのに時間がかかってしまったな。

 

 特に皮膚科系とか、なんかなかなか症状がハッキリ治ってくれないのってよくあると思うんだけど、そういうときは違う病院に行ってみるのすごい大事。わたしは二番目の皮膚科けっこう信頼してたから通い続けてたんだけど、試しに別の病院行ってみてほんと良かった。みんなもちょっと別の病院行ってみるといいと思うよ、あぁ、別にそういうことで困ってる人いないか笑

 

 以上、巻き爪拗らせちゃった系女子でした☆彡

 

 

 

 続編を書いたので、もしよかったら読んでください!(2021/2/25追記)

clear-sound-diary.hatenablog.com